ワラビーズ第1戦勝利! Ausralia - Georgia 35-15 2023/9/10 Sun

大会前のザ・ラグビー・チャンピオンシップではアルゼンチンにも負けて最下位となり、調子の上がらないワラビーズでしたが、開始2分で敵陣ゴールラインに迫り右のラックから左に大きく回してジョーダン・ぺタイアが力強いトライを見せてくれました。
アンガス・ベルとタニエラ・ツポゥのスクラムを安定しており、スクラムが強みのはずのジョージアに対しても安心して見ていられました。
どちらかと言えばジョージアが崩れた感じの試合展開になりましたが、4トライをあげてボーナスポイントを取れたことがよかったと思います。
フィジー戦もこの調子で突破してほしいものです。
Players of the Matchは最初のコンバージョン以外は全てのキック(ペナルティー 3本、コンバージョン 3本)を決めたベン・ドナルドソン。老け顔ですが1999年生まれの24歳、2022年に来日したオーストラリアA代表でも第1戦と第3戦にSOで先発していました。ワラターズでもSOとして出場することが多いようですが、今大会はレベルズのカーター・ゴードン(2001年生まれ、22歳!)がSOでドナルドソンはFBとして出ています。

第10回ワグビーワールドカップ開幕

いよいよワールドカップフランス大会が開幕です。
大会前のテストマッチは敢えて手の内を明かさないようにしているのでは?と思わせるほどいいところがなく、暗い雰囲気のまま開幕まで来てしまった感じがありますが、本大会では勝敗はともかくジャパンらしいラグビーを見せてほしいと思います。
開会式でのパフォーマンスは少し昔の(近未来ではなく近過去というべきか)パリ(多分)の街並みと暮らしを再現したもの。スポーツ大会のオープニングセレモニーというと統一の取れた一糸乱れぬ演技、というものを思い浮かびますが、このパフォーマンスは演者ひとりひとりがそれぞれの動きをするという演出になっているところが印象的でした。

圧巻は終盤近くになってエッフェル塔が立ち上がったところ。やはりエッフェル塔は今なおフランスのシンボルとして圧倒的な存在感があることを改めて感じ入りました。

リーグワン2022‐23プレーオフトーナメント決勝
NTTジャパンラグビーリーグワン2022‐2023プレーオフトーナメント(←正式にはこう言うらしい)の決勝は大方の予想を覆してクボタスピアーズ船橋・東京ベイ(←正式にはこう言うらしい)が勝利しました。おめでとうございます。フラン・ルディケヘッドコーチは2016年に就任してから12位→9位→11位→7位→6位→ベスト4→ベスト4と着実にチーム力を伸ばし、ついに念願の優勝を手に入れました。立川理道もキャプテン就任7シーズン目でした。
試合は前半は両チームともトライはなく、バーナード・フォーリーが着実にPGを決めて9‐3とスピアーズがリード、ワイルドナイツとしてもこの辺りは想定内だった思います。後半はさらにフォーリーがPGを追加して12‐3とリードを広げた後、ワイルドナイツも攻めあぐむ展開となりましたが、やはりここ一番でモールから堀江が押させて12‐10(山沢のG成功)と迫り、さらに長田智希が気迫のこもったランでディフェンスを振り切ってトライ、12‐15と逆転。この時点で65分だったのでいつものワイルドナイツペースで決まったかと思われましたが、その4分後藤原忍のハイパントを競った野口竜司とファウルア・マキシの間からこぼれたボールをすかさず根塚洸雅が捕って前進、ラックからのパスアウトを受けた立川理道が値千金のキックパス(RWC2015南アフリカ戦の試合を決めたシークエンスでの立川からマフィへのパスを思い出した)、これが長田智希と同期の木田晴斗の腕に入り、そのままトライ。「長田が獲ったら木田が獲る、決勝戦を引っ張る若き二人です。」と実況の矢野武さん、流石です。
その後のゴールキックをフォーリーが外したので17‐15、PGで逆転できる点差で、試合時間もまだ10分残っておりさらに緊迫した試合になった。しかし、いつものワイルドナイツならここから再びギアを上げていくところだが、この日はやや生気を欠いたように見受けられそのままノーサイド。
念願の初優勝が叶ったスピアーズだったが、誰一人はしゃいだり馬鹿喜びする選手はおらず、リーグ戦での勝利試合とあまり変わらないノーサイドだったのが印象的でした。MOMにも選ばれた立川キャプテンの優勝インタビューも淡々と、しかし誠実に感謝を述べるのみで、今までの苦労話や遂になりました!的なことを言わないところがこの人の持ち味か。おめでとうございます。
試合後悔し涙を流していた松田力也が印象的、長田が木田と握手をした時にちらっと見せた笑顔もよかった。二人ともワールドカップに出てほしいところだけれど根塚洸雅も高橋汰地もいるので悩ましいところ。

健闘!サンゴリアス

ラグビーの話ばかりになるので載せるのを躊躇るのでけれどやはりいい試合を観たことは残しておきたいと思います。開始早々のレッドカードでずっと不利だったサンゴリアスが最後まであきらめず終了間際に何度もすごいシーンを見せてくれました。79分のトライで24‐18まで詰め、その後の攻防がすごかった。2度のトライもTMOが絡む判定でノートライとなってしまいました。この10分間ほどは何度も見返す価値があると思います。
プレイヤー・オブ・ザ・マッチ(POM)はバーナード・フォーリーでした。来週の決勝戦、それからワールドカップも頑張ってください。しかし、個人的にはこの試合のPOMは滑川レフェリー(プレイヤーではありませんが)だと思います。レッドカードを出さなければならなかったり、何度もTOMが絡む難しい判定を毅然とした態度で伝えて後腐れない試合を収めたのは流石でした。
祝!ライナーズD1残留

本日はリーグワンD1 の準決勝2試合のうちの1試合、埼玉パナソニックワイルドナイツ‐横浜キャノンイーグルス戦があるのですが、やはり気になるのはD1-D2入替戦のライナーズ‐D-Rocks戦の方です。
第2戦の試合会場は花園だったので観に行こうと思えば行けたのだけれど天気予報が雨とのことだったので日和ってしまった。でもJSortsの実況が矢野さんと村上さんの黄金コンビだったのでTV(実際はPC)観戦の方がよかったと思います。
試合の方は第1戦をボーナスポイント付きで勝ったライナーズが気を緩めることなくゲームの入りから気合の入った展開で気が付けば開始25分で20‐0と大きくリードしました。しかし、D-Rocksも巻き返して後半4分で27‐21としましたが、21分にフランコ・マレーのタックルで肩が直接相手の頭に当たったことでレッドカードとなり万事休しました。その時点でラリー・スルンガにイエローが出ており、D-Rocksは13人になりました。しかもフッカーが抜けたのでアンコンテストのスクラムを組むことになり、そうするとアンコンテストの原因を作った方のチームはもう一人外さないといけないというルールがあるらしく、結局スクラム起点の場合はD-Rockは12人でプレーしないといけないことになりました。となるといくらなんでもボールを動かされると守り切れないということになります。最後はあっけない結果に終わりましたが、最後の最後でメンバーが揃い、強さを見せてくれました。
色々見どころや言いたいことはありますが、個人的には後半30分過ぎにライナーズの河村謙尚が投入され、その直後にD-Rocksの小西泰聖が出てきたところでオッと思いました。この2人は早稲田では1年下の小西が先発で河村がリザーブでした。もう一つ帝京でずっとこれまた1年下の江良颯の控えだった福井翔がリーグ戦の第10戦から今季で引退する樫本敦の控えで出場していたこと、来季は樫本に代わって正HOとして頑張ってください。
近鉄ライナーズ入替戦第1戦勝利

大方の予想に反してリーグワン入替戦の第1戦で近鉄ライナーズが浦安D-Rocksに36‐14で勝ったことは昨日書きましたが、試合の方は後半の途中からしか見ていなかったので、今日はオテレ・ブラックのキックオフからイズラエル・フォラウのチップキックを竹田祐将がインゴールで押さえたノーサイドまで通して観ました。
前半10分過ぎまでま完全にD-Rocksのペースで最初のモールを押し込んだトライはオブストレクションがあったので解消されましたが、その後すぐにラックから出たボールを拾い上げたサミソニ・トゥアから飯沼蓮に渡って左隅にトライ、その後の難しいコンバージョンもオテレ・ブラックが決めて7‐0としました。しかし、スクラムで優位に立つライナーズが徐々にペースを掴んで点数を重ね、最終的には36‐14(トライ数 5‐2)でボーナスポイントもゲットする勝利となりました。
雨でボールが手につかずノックオンでスクラムが多くなりスクラム劣勢のD-Rocksにとっては不運な展開となりましたが、やはり何と言ってもクエイド・クーパーが復帰したことが大きかった。大事を取って前半だけの出場でしたが、完全にライナーズペースとなる試合を作りました。来週の第2戦もよろしく(でも、ワールドカップのこともあるのであまり無理をしないように)お願いします。
